現代の生活において、スマートロックは便利な解錠方法ですよね。
その中でも注目すべき製品がQrio Lock（キュリオロック）です。
設定が難しそう
セキュリティが不安だな
オートロックの対策は？
スマートロックを取り付ける前は、私も不安でしたが、実際に取り付けて約2年経った現在、とても満足しています！
確かに、最初の設定は慣れない操作で手間取りましたが、オートロック・ハンズフリー開錠機能は設定の手間を考えてもコスパの合う便利機能です。
この記事では、Qrio Lockの仕様、設定方法、ハンズフリー開錠についてまとめています。
オートロックで締め出された時の対策方法についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
- Qrio Lockとは？
- Qrio Lockの設定方法
- ハンズフリー開錠とは？
- オートロック対策
Qrio Lockとは？
Qrio Lockはスマートフォン・専用デバイス等でカギを操作できるスマートロックです。
さまざまなドアに対応して、工事不要・賃貸住宅でも、後付けでオートロック機能を導入できます。
専用アプリによって合カギのシェアもできるので、物理的な合鍵を作る必要が無く、Qrio Hub（別売）と連携すると、外出先からも操作ができます。
出典：Qrio
また、スマートフォンをポケットやバッグに入れたまま開錠する「ハンズフリー開錠」がとても便利！
重い荷物を持っている、両手が塞がっているときに限らず、毎日の帰宅時に鍵が勝手に開くだけでも感動を味わえます。
もちろん、物理的な鍵でも開錠できるので、誤作動やスマートフォンを忘れた際でも開錠可能です。
Qrio Lockの設定方法
取付前の確認
サムターンを確認
出典：Qrio
Qrio Lockは、設置できる鍵のタイプが限られます。
画像にあるように、ドアノブ付きタイプであったり、引き戸のような扉では使用できません。
出典：Qrio
また、サムターンのつまみの形状によって使用できない形があります。
Qrio Lockでは2.15～13.5mmの範囲に収まるつまみに対応していますが、ご自身がお住まいのサムターンのつまみを事前に確認しておきましょう。
つまみの形状について詳しくはこちら
取付スペースの確認
Qrio Lock を取り付けるには、以下の条件を満たす必要があります。
- つまみの中心から台座端までの距離（縦方向・横方向のうち、短い方）が 29.5 mm以内である。
- つまみの中心から横 56 mm、縦 85 mm（電池交換スペースを加味すると プラス 30 mm）の設置スペースが確保できる。
出典：Qrio
Qrio Lockの取り付けには、ドアノブやサムターンとの距離を考慮する必要があります。
電池交換の際はQrio Lockのカバーを外すので、カバーを空けるためのスペースも確保しておきましょう。
上下横方向から取付可能なので、ドアの形状や自分の好みによって設置方向を決めてください。
本体取付
Qrio Lockの設置には、付属の両面テープを使用します。
両面テープを効果的に貼る方法は以下の通りです。
- 取付け面の汚れを拭き取る
- 2分以上を目安に強く押し付け、30秒ほど待つ
- ドアの面にあらかじめ両面テープを貼り、1日置く
- 1日後、本体を2分以上押し付ける
取付け面の汚れは、中性洗剤を水で薄めて拭き取りましょう。
どうしても汚れや凹凸がある場合は、補助板を貼ってください。
両面テープだけで大丈夫？
という不安もあるでしょうが、我が家では設置して約2年経過しても剥がれていません。
追記
Qrio Lockを取り付けて約2年で両面テープが剥がれてきました。
そこで、取り付け時は購入したときに付属していた両面テープを使用しましたが、さらに強力な両面テープで貼り直しました。
今回使用したのは魔法のテープという強力な両面テープ。
強力ながら貼り直しもできる便利なテープですし、付属のマスキングテープを使用すると壁などを傷つけずに貼れます。
もし剥がれてしまった場合、貼り付けに失敗してしまった場合は、専用の両面テープ、または魔法のテープがおすすめです。
また、ドアとQrio Lockの間に隙間を埋める「調整プレート」の取り付けにはプラスドライバーが必要なので、用意しておいてください。
電池の取付
出典：Qrio
Qrio Lockの本体には、電池を4本装着できますが、動作時には2本だけでも可動します。
メインとなるSIDE Aと、予備電池としてSIDE Bに電池を装着しておけば不意な電池切れを防止できるので、本体には4本の電池を装着することをおすすめします。
電池交換が必要な際は、Qrio Lock専用アプリにて表示されます。
メイン・サブ両方とも電池残量の管理をしてくれるので、電池切れの防止ができますね。
Qrio Lockの推奨電池は「Panasonic リチウム電池 CR-123A」です。
使用頻度によって電池の寿命は異なりますが、メーカーからは2年以上※電池交換が不要とされています。
※省電力モードの場合
電池の寿命はこちらでまとめています↓
何度も繰り返し使用できる充電池とのランニングコストも比較しているので、参考にしてみてください。
専用アプリに登録
Qrio Lockの設定は専用アプリから操作します。
上記のリンクからダウンロードしてください。
ログイン画面より、「アカウント作成に進む」をタップしてアカウント登録をしましょう。
詳しい設定方法はこちら
我が家の玄関鍵は2つあるので、2つ以上の鍵がある扉の場合、Qrio Lockを複数設置する必要があります。
出典：Qrio
専用アプリから1ドア2ロック設定を選択して、1つ目のロックと同様に設定しましょう。
出典：Qrio
また、Qrio Lockのウィジェットを使用するとアプリを開かなくても開閉錠ができます。
さらに、ハンズフリー機能を使用するとQrio Lockにスマートフォンを近づけるだけで開錠できるのでとても便利です。
ハンズフリー開錠の解説は以下を参照してください。
ハンズフリー開錠とは？
両手が荷物で塞がっている、重い荷物を持っているとき、鍵を取り出してドアを開けるのは大変ですよね。
そこでおすすめしたいのが、Qrio Lockのハンズフリー機能です。
登録したスマートフォンがQrio Lock本体に近づくと自動で開錠してくれるので、わざわざ鍵を取り出さなくてもドアを開けられるのでとても便利！
自動で鍵が開くだけでしょ？
鍵を開ける手間なんて数秒じゃないかと思われるかもしれませんが、その数秒の手間が省けるだけでも生活の満足度がかなり上がります。
詳しい設定方法はこちら
ただし、デメリットとして電池の消耗が激しいです。
Qrio Lockの電池を長持ちさせるためには省電力モードにすると約2年間可動しますが、ハンズフリー機能を使用すると我が家で検証した結果は約半年で電池切れになりました。
推奨電池を半年毎に買い替えるのは少しコストが掛かるかもしれませんが、我が家では充電池を使用しているので、買い替えのコストを気にすることもなく便利に利用しています。
ハンズフリー機能は、電池が消耗しやすいというデメリットを上回るだけのポテンシャルがあります。
すでにQrio Lockを使用しているけど、ハンズフリー機能を使用していない方にも充電池はおすすめなので、ぜひ利用してみてください。
オートロック対策
Qrio Lockはオートロック機能が備え付けられので、それに伴ったトラブルもゼロではありません。
- うっかり閉め出される
- 誤作動で開けられない
こういったトラブルを防ぐための対策をご紹介します。
専用デバイスを利用
Qrio Lockには別売りで、暗証番号、カード、リモコン、ハブ等の専用デバイスを利用して開錠できる商品があります。
たとえば、うっかり閉め出されたとしても暗証番号を覚えておけば開錠できますし、スマートフォンを忘れたとしてもカードやリモコンを財布やカバンに入れておけば保険になります。
また、ハブに接続すると外出先からも開閉できるので、同居者の方がいる場合は外出先から開錠して貰う事も可能です。
出典：Qrio
さらに、Apple Watchなどのスマートウォッチでも開錠できるので、常に身に付けている方はうっかり閉め出されることは無くなるでしょう。
Qrio Lock対応のスマートウォッチはこちら
物理的な鍵を持つ
Qrio Lockは、本来使用する物理的な鍵でも開錠できます。
スマートフォンからの開錠はごくたまに誤作動を起こして開錠できない場合もあるので、基本的には物理的な鍵も常に持つことをおすすめします。
閉め出された際に物理的な鍵もスマートフォン、専用デバイスも持っていなかった場合は、職場など安全に保管できる場所に予備の鍵を置いておきましょう。
鍵を忘れてしまいがちの方は暗証番号タイプのデバイスがおすすめなので、閉め出されるおそれがある方は購入してみてください。
まとめ
Qrio Lockを約2年使用していますが、とても満足しています。
鍵を開けるだけなんて少しの手間かと思いますが、これは体験してみないと味わえない感動です。
また、オートロック機能のおかげで鍵を閉め忘れる心配もなくなったので、鍵の開閉について悩むこともなく、生活の満足度が上がりました。
家族のスマートフォンにも開錠の権限を付与すると、鍵の解錠記録がアプリ上に表示されるので、不審な解錠があった場合にもすぐに対処できます。
あなたの生活にも、ぜひ取り入れてみてください。
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