「美味しいご飯が食べたい!」
日本人の食卓に欠かせないお米ですが、あなたのご家庭ではどのように炊いていますか?
一般的には炊飯器で炊くのが普通でしょうが、もっと美味しい炊き方があって、しかも簡単に炊けるとしたら知りたくないですか?
その方法とは、炊飯鍋を使うことです。
炊飯鍋で炊いたごはんは
・グツグツと炊き上がる音に食欲を唆られる
・炊き立てツヤツヤの輝きに見惚れる
・ほんのり香るお米の良い香り
・ふっくらモチモチとした食感
・ジュワっと広がる甘い味わい
このように、五感で楽しむことができます。
今回は、我が家で利用している炊飯鍋ティファールのキャストラインアロマライスポットをご紹介したいと思います。
購入の際に決め手となった点、購入を検討した他商品、実際のお米の炊き方を書いていますので、ぜひ購入の参考にしてみてください!
この記事はこんな人におすすめ
- 炊飯鍋の購入を検討している人
- 炊飯鍋でお米を炊きたい人
- 炊飯鍋のメリット、デメリットが知りたい人
- 炊飯鍋でのお米の炊き方を知りたい人
ティファール キャストラインアロマライスポット
購入の経緯
これは蒸気が吹き出さないタイプなので、すごくパーツが多い……
(お釜、内蓋2つ、外側のパーツ2つの合計5つ)
そして、お釜がとっても重い!
一度に大量に炊けるのは嬉しいのですが、洗い物が多くて面倒に思っていました。
私は炊きたてのご飯が大好きなので、もっとこまめにご飯を炊きたいのですが、洗い物の面倒さから、炊飯器では大量に炊いて冷凍しています。
そこで、もっと少量のタイプなら毎度炊きたてで、洗い物も簡単なのでは?
と思い、炊飯鍋を購入することにしました。
我が家のコンロはIHなので、探したのはIH対応の3合まで炊けるものです。
購入の決め手
最終的に購入したのはティファール キャストラインアロマライスポットです。
購入に至ったのは「サイズ感が手頃」、「パーツが少ない」ことが決め手でした。
鍋本体とフタのみなので、洗い物が簡単♪
我が家のキッチン収納スペースに収まるサイズとして、ちょうどよかったです。
また、フッ素樹脂加工なので本体が焦げ付きません。
購入を検討した商品
シロカ おうちシェフ(電気圧力鍋)
保温調理は簡単で美味しくできるので、最初は電気圧力鍋にしようかと考えていました。
炊飯、圧力調理はもちろん、低温調理や発酵まで可能です。
と思ったのですが、そもそも買おうと思った経緯は洗い物の手間を減らしたいから。
内釜、内蓋、パッキン、圧力弁と、いろんなパーツがあるのでは本末転倒です。
また、どのくらい圧力調理を活用するかわからないので、余計な機能は求めないことにして購入は見送りました。
アイリスオーヤマ 無加水鍋
「煮る、炊く、焼く、蒸す、茹でる、炒める」6通りの調理法が可能。
何年か前に無加水鍋が流行ったときがありましたが、そのときも興味がありました。
なので、かつてのあこがれが蘇りましたが、現在まで必要なく暮らしていたので、やはり余計な機能は求めないことにしました。
我が家は鍋料理をするとき用の鍋を持っていないので、そのためにあっても良い気がしましたが、余計な買い物はしたくないので、これも見送ることにしました。
カラーは「イエロー・グレー・レッド」、サイズは「20cm・24cm・26cm」の3種類があります。
家族の人数が多い方には、26cmの大きい鍋がおすすめです。
HARIO(ハリオ) ご飯釜 雪平
フタがガラスのため内部の様子が見やすく、火加減が調整できます。
またフタの持ち手に付いたホイッスルが炊き終わりを教えてくれます。
この商品と、最終的に購入したティファールとでかなり悩みました。
夫もすごく気になっていたようですが、ガラスのフタが高さのあるデザインになっているため、我が家のキッチン収納に入らないので諦めることになりました。
サイズの問題がなければ、こちらを購入していたかもしれません。
HARIO(ハリオ) フタがガラスのご飯釜 1合専用
こちらの類似商品だと少しだけ全長が低いようですが、この商品は「ガス火」専用です。
我が家はIHコンロなので、検討する余地がありませんでした。
実際に使ってみたメリット・デメリット
- 小さいサイズ
- パーツが少ない
- 焦げ付かない
上記の点から購入を決めましたが、実際に購入して感じたメリットもありました。
メリット
- 吹きこぼれない
- 臭いがつかない
- 温かさキープ
- 冷えてもパサパサしない
メリットに感じたのは上記の4点です。
順番に解説していきますね。
吹きこぼれない
フタの重さ(290g)
フタの隙間からブクブク吹いてはくるのですが、溢れてしまうことはありません。

臭いがつかない

ご飯を炊くだけでなく、お鍋やおでんもしてみました。
ですが臭いが残ることがなかったです。
試しに、炊き込みご飯をしても平気でした!
夫は炊飯器のお釜に臭いがつくのを嫌がっていましたが、この鍋では大丈夫そうです。
温かさキープ
その後、食卓に置いたまま温め直さなくても、おかわりするときまでホカホカです。
鍋やおでんをしたときも、フタをしておけば温かさが保たれていました。
食卓テーブルでご飯をよそう場合は、立つタイプのしゃもじが便利。
我が家はエンボス加工がダブルになった、お米がくっつきにくいしゃもじを使っています。底が丸くなっているので、ぶつかっても倒れにくく、使いやすいです。
ちなみに、我が家のお茶碗は金継ぎをしています。
簡易的な金継ぎの方法はこちら↓

冷えてもパサパサしない
私の職場は電子レンジがないので冷たい状態でご飯を食べているのですが、冷めるとモチモチ感が増します。
今まで炊飯器で炊いたご飯は冷えたお弁当ではパサパサしていたのですが、この炊飯鍋で炊いたご飯のほうが断然美味しいです。
デメリット
- 炊き加減のコツを掴むのに時間が掛かった
- 予約して炊けない
- 放置することができない
- 少量しか炊けない
デメリットに感じたのは上記の4点です。
全然不満を感じることはないくらい気に入っているのですが、「強いて言えば」デメリットと感じている部分をご紹介します。
炊き加減のコツを掴むのに時間が掛かった
我が家はちょっと硬さの残ったくらいの炊き具合が好きなのですが、最初は火加減が分からず、べちゃっとしたご飯になってしまうことが多かったです。
ティファールの公式の白米の炊き方ではとろ火から弱火となっているのですが、我が家では中火くらいで炊いて硬めにしています。
予約して炊けない
タイマー機能が無いので、炊飯器のように予約炊飯ができません。
仕事帰りに用意するのは少し面倒です・・
なので、土鍋でごはんを炊くときは休日が多いです。
余裕を持って用意した方が美味しくなるので、無理のないペースで土鍋ご飯を楽しんでます♪
放置することができない
火をかけているので、炊飯器のように放置することができません。
また、炊飯には少し時間が掛かるので「スキマ時間に炊く」というは難しいでしょう。
とはいえ、3口もコンロがあれば別のコンロで調理ができるので、調理時間に合わせて炊き始めればあまり問題ではありません。
少量しか炊けない
いっぽう、我が家の電気炊飯器は5.5合まで炊けるので、ほぼ倍の違いがあります。
炊いた日に余ったごはんは冷凍保存をしているのですが、炊飯鍋だと量が少ないので少量しか冷蔵保存できません。
冷凍ご飯があると、お弁当・忙しい朝に・炊くのが面倒なときに等、色々と使えて便利です。
なので、我が家では基本的に炊飯鍋で炊いて、冷凍ご飯が無くなってきたら炊飯器で大量に冷凍ご飯をストックするようにしています。
我が家の冷凍ご飯は、この容器を利用しています。
800Wのレンジで3分温めれば、ちょうどよく解凍できますよ♪
白米の炊き方
ちなみに、我が家はIHコンロなのでIHでの調理方法をご紹介します。
米を研いで吸水
夏なら最低30分、冬なら最低1時間吸水させてください。
鍋にセット
5分以上すると乾燥してお米が割れる原因になるので、越えないようにしてください。
鍋にお米を移し、水を加えます。

水の量は通常
米:水 = 1:1.2
のようですが、新米の場合は米の水分量が多いので同量で炊いています。
(新米:水 = 1:1)
入れる量は米1合に対して水180mLです。
1合:180mL
2合:360mL
3合:540mL
最高で3合まで炊けるので、分量に合った水の量を入れてください。
鍋に水を入れたら、米を平らにならしておきましょう。
加熱
沸騰して、フタの隙間から蒸気が吹き出してくるまでは強火です。
説明書には「とろ火〜弱火」となっているのですが、我が家のIHコンロでは火が弱いのか、べちゃっとした仕上がりになってしまうので「中火」で炊いています。
炊いている最中もブクブク吹いてくるのですが、吹きこぼれることはありません。
鍋底が焦げ付くことも無く、うっすらおこげができる程度の炊き具合になります。
蒸らす
蒸らし時間が短いと、べちゃついたご飯になるので我慢しましょう。
ちなみに、時間を計る際にはアレクサを使っています。
アレクサ、タイマー12分
と、声をかけるだけなので便利です。
ご飯を炊飯鍋で炊くようになってから、キッチタイマーとしても使えるアレクサの利便性に感動♪
アレクサは、タイマーが画面表示される「Alexa Echo Show 5 」がコスパ面で最もおすすめです。
完成
炊飯器で炊くよりも、お米の甘みが感じられる味でとっても美味しいです。
こまめに炊く方が炊飯器でまとめて炊くより面倒なんですが、この炊きたての美味しさはその面倒臭さを超えてきますね。
炊き方まとめ
・米を研ぐ
・浸水…30分〜1時間
・水揚げ…5分
・鍋に移して水を入れる
(1合…180ml)
・沸騰するまで加熱
(中火〜強火)
・沸騰してから…12分
(とろ火〜中火)
・蒸らし…15分
浸水時間を含めると、炊き上がるまで1〜2時間程度の時間が掛かります。
長いように感じるかもしれませんが、お米を研いだ後は火加減を見るだけですし、食事の調理をしながらだとあまり手間にも感じません。
食事の時間に合わせて炊けるように逆算して用意をすることだけは気をつけてください。
買って大満足!
味噌汁、春巻き、きんぴらのいたって普通の献立ですが、ご飯が美味しいので幸せ!
炊きたてご飯は最高です♪
我が家では週に2〜3回炊いています。
夫がいつもふるさと納税でお米を頼んでくれるので、美味しいご飯をたくさん食べられます。
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かなりコスパが良い寄付先なのでおすすめです♪
炊飯鍋でごはんを炊くことに特別なテクニックは必要ありません。
分量は少しくらい間違えても大したことありませんし、一度やってみると
「こんなに簡単だったのか!」
と拍子抜けするくらいです。
しかも、炊飯器より美味しく炊けて自分好みに調節もできる。
そんな楽しみも炊飯鍋の醍醐味です。
さらに、パーツがお窯とフタのみなので洗い物が簡単!
パーツの多かった炊飯器に比べて、手入れが楽で扱いやすいです。
実際に購入してとっても満足しています♪
みなさんも炊飯鍋生活はじめてみませんか?
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炊飯鍋を使ったレシピも紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。

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