皆さんこんにちは!妻のしろです。
もう7月ですね。
2021年も半分終わってしまったと思うと早いものです。
私は月に本を5冊読むことを目標にしているので、年間で60冊達成できるでしょうか。
今回は6月に読んだ本をご紹介していきます。
よろしければご覧ください。
読んだ本のご紹介
島本理生「イノセント」
島本理生さんの本は読んだのはこれで3冊目です。
登場人物たちの思考が達観していて、よくこんな心理描写できるなあと感心しました。
不安定な心の内がよく描かれていたと思います。
島本さんの本でほかに読んだのは「ファーストラヴ」、「ナラタージュ」です。
どちらも映画化された知名度のある作品ですね。
私はどちらも映画は見ていませんが、私が読んだ3冊のなかでは「ファーストラヴ」がとても面白かったです。
予想外の結末に驚かされましたし、秀逸なタイトルだと思います。
映画のキャスティングもいいので、ぜひ見てみたいです。
今村夏子「こちらあみ子」
今村夏子さんの本はこれが2冊目です。
以前は「むらさきのスカートの女」を読みました。
独特の雰囲気があって後味がよいとは言えないところは共通ですね。
この作品は明確な状況の説明などがないまま話が進んでいき、のちにそれとなく匂わせる程度の伏線回収があります。
この詳しく書かない話の進み方によって、先が気になってすいすい読めました。
こちらもタイトルに込められた意味を考えると、苦しい気持ちになります。
なんと映画化することが決まったそうですね。
どんな映像になるのかすごく気になります。
中田永一「ダンデライオン」
乙一さん(中田永一は名義の一つ)の本は10代のころ本当によく読みました。
仄暗い作品を読むような多感な時期でしたね笑
この「ダンデライオン」は正直ほかでも見たことあるようなタイムスリップものです。
頭に衝撃を受けたことをきっかけに、31歳の自分と11歳の自分が入れ替わるお話です。
確かに結末は意外なところに行き着きましたが、正直予想できたなという感じでした。
同じ作者の作品で好きなものは「百瀬、こっちを向いて」と「吉祥寺の朝日奈くん」です。
どちらも爽やかな青春モノでおすすめです。
片付けに目覚めさせてくれた本たち
6月に読んで一番おもしろかった本は桐谷美雨「姑の遺品整理は、迷惑です」です。
こちらは別の記事で紹介しています。
ぜひ読んでみてください。
この本はタイトルどおり遺品整理の話です。
そしてその後こんまりさんの本を読んですっかり家の片付けに目覚めました。
最近は家の散らかっているところを探しては片付けをしています。
私は基本的に図書館で借りた本を読んでいるのですが、最近は持ち物の見直しに精を出しているので、手元に置いている本を読み直すことが多いです。
10年も前に買って当時気に入って残していた本を今読むと、価値観も趣味も変わっていて、手放すきっかけになります。
当時は夢中で読んだ本も今では読みづらく感じることもあります。
何度も読み込むほど好きな本を厳選して持ち続けていきたいですね。
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