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【今年もあと少し!】11月に読んだ本4冊をご紹介【本紹介】

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しろ
しろ

皆さんこんにちは!妻のしろです

 

今年も残すところあと1ヶ月ですね。

今月に入ってから今年中に気になる本を読んでおきたいという読書欲が湧いてきて、よく本を読みました。

私が読んだ4冊の本を紹介します。

よろしければ参考にしてみてください。

 

読んだ本のご紹介

垣谷美雨「うちの子が結婚しないので」

10月に映画公開された「老後の資金がありません」の作者の方の作品です。

私も何冊か読んでいて、今までにも紹介の記事を書いています。

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この本はタイトルどおり、28歳の一人娘の将来に不安を感じた夫婦が、娘の結婚のために親婚活に奔走する話です。

私は親婚活というものを知らなかったのですが、結婚を希望する我が子のために親が条件から相手を探し、お見合いをセッティングすることです。

 

なんと過保護な…とも思いましたが、条件で結婚相手を選ぶのも一苦労。

 

親も子もプライドをボロボロにされながらも家族一丸となって婚活というミッションに挑みます。

婚活をしている方、結婚しない子どもにヤキモキしている親世代の方には特に刺さる作品かと思います。

 

この垣谷美雨さんの本はどの本も社会的に話題のテーマが読みやすく書かれており、軽快なテンポでさくさく読めました。

なかでも私の好きな作品はこちらです。

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近藤史恵「私の本の空白は」

こちらもたびたび紹介している近藤史恵さんの本です。

病院で目覚めた女性は記憶喪失になっていました。

名前は三笠南というらしい。

自分の夫だという人には愛情を感じないし、どうも彼は隠し事をしているみたいだ。

自分の記憶を取り戻したいと思うが、自分も夫やその家族もどうも信用できない。

 

記憶喪失になっても忘れられない過去の記憶とは?

 

 

この方の本も共通して読みやすい作品が多いです。

すらすら読めました。

 

有名なものはドラマ化もされた「ビストロパ・マル」シリーズですね。

ちょっとした謎解きと美味しそうな料理が登場します。

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角田光代「笹の舟で海をわたる」

終戦から10年後の東京で、左織は疎開先が一緒だったという風美子と再会します。

左織は風美子のことが思い出せないのですが、風美子は左織に良くしてもらった恩があるというのです。

 

性格が真逆の二人ですがこれを機に親交を持ち、やがて二人は家族になります。

 

左織は風美子のことが思い出せないが、

・もしかしたらみんなであのときいじめていた女の子なのでは?

・私に復讐をしようとして近づいてきたのでは?

 

次第に、左織は風美子が自分の家族を乗っ取ろうとしていると思うようになってゆきます。

左織の人生を当時の時代背景とともに描いた大作です。

 

 

ボリュームが結構あるのですが、続きが気になりすらすら読めました。

自分の意見もはっきり言えない左織にイライラしてしまうところも多いのですが、人生の終盤に向けて変わってゆく左織の姿に自分の人生も考えさせられます。

 

乾くるみ「Jの神話」

全寮制の女子校で生徒が亡くなる事件が発生します。

なんとその生徒は妊娠していた形跡があったのですが、子宮内には胎児は残されていませんでした。

 

・全寮制の女子校で妊娠とはどういうことなのか?

・生徒の死因は?

・胎児はどこへいったのか?

 

 

さらに過去にも学校内の塔から飛び降り自殺の事故があったことも判明します。

この一連の事件には関連があるのでしょうか?

 

 

と、あらすじだけをみるとミステリーなのですが、結末はSFになるのでしょうか?

衝撃の作品です。

しろ
しろ

読了後なんと評価していいのか困惑しました

 

 

ネタバレになってしまうので詳しくは言えないのですが、かなり予想外です。

そこまで言うのなら読んでやろう!と好奇心をそそられた方のみお試しください。

 

本を選ぶ選択肢が増えた

私は図書館で本を借りたり、amazonのプライム会員サービスのPrime Raedingで本を探したりしています。

 

また、今月からは地元の図書館の電子書籍利用も始めたので本を選ぶ選択肢が増えました。

この図書館の電子書籍はまだ電子化している種類が少ないので人気の本には予約が殺到してしまい、通常の図書館よりも予約待ちが長いです。

 

 

しかし図書館に取りに行く手間がなくなるのは大きなメリットなので、これはサブ要素としてこれからも気長に活用しようと思います。

そしてamazonでも図書館でも電子書籍ですと、自分の好みによらず、本を読む機会も増えました。

 

トップページで興味をひかれるものをジャンル問わず読むようになったので、以前よりも幅広い楽しみを得られます。

しろ
しろ

なかには微妙なこともあるのですけどね

 

最後に紹介した本の「Jの神話」は地元図書館の電子書籍で借りたものです。

予約待ちもなくすぐに借りられる!と読んだのですが、予想外の内容でした(笑)

 

こうした当たり外れや意外性も醍醐味ともいえるかもしれませんね。

 

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