本紹介

【おすすめ本5選】面白かった小説・あこがれの海外生活本など【本紹介】

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しろ
しろ

皆さんこんにちは!妻のしろです

 

今回は最近読んで面白かった本をご紹介します。

今のところ今年一面白かった小説と、海外生活を紹介した本について書いています。

 

ぜひ参考にしてみてください。

 


おすすめ!面白かった小説

一穂ミチ「スモールワールズ」

一穂ミチ「スモールワールズ」
2022年本屋大賞ノミネート、直木賞候補作です。

6編からなる短編集で、家族関係について書いたものばかりです。

 

不妊に悩む夫婦や、強い姉にタジタジな弟、約10年ぶりに我が子と再会した父親など、設定も楽しめます。

ダークなテイストの作品もあれば、いい話もあったり、一冊でいろんな味わいがあります。

 

また話の書き方も工夫されていて、話の構成やいろんな作風が面白いです。

最後にはゾクッとするような仕掛けがあり、ほかにはない魅力を感じました。

 

しろ
しろ

まだ気が早いですが、今年気に入った作品のひとつになりました。

 

初めて読んだ作家でしたが、これからほかの作品も読んでみようと思います。

 

 

椰月 美智子「明日の食卓」

椰月 美智子「明日の食卓」東京に勤務するサラリーマンの妻で専業主婦の石橋あすみ。

仕事復帰を目指すフリーライターの石橋留美子。

 

シングルマザーでコンビニバイトと化粧品工場のライン業を掛け持ちする石橋加奈。

三人には小学三年生の息子ユウという、同じ名前の子を持つ共通点がある。

 

どの石橋家も慎ましくも幸せな家庭を築いていたが、それぞれ些細なきっかけで崩壊してゆく。

子育ての悩み、思い通りにならない苛立ち…、ついにはユウに手をあげてしまう。

 

ユウに手をあげたのはだれなのか?

石橋家の将来はどうなっていくのか?

 

とても面白かったです。

どの石橋家もトラブル続きの展開で先が気になってしまいます。

 

そして、どの家庭も虐待に発展する危うさを持っています。

追い詰められた母親たちの姿に、読んでいてこちらも息苦しさを感じました。

 

この作品は映画化もされています。

映像で見るとより緊迫感が感じられ、面白そうです。

 

 

海外生活のアイディアを取り入れてみよう

イェンス イェンセン「日本で、ヒュッゲに暮らす」

日本で、ヒュッゲに暮らす
ヒュッゲとは「居心地のいい空間」「楽しい時間」を表すデンマーク語です。

このデンマーク人が大切にしているヒュッゲの感覚を、日本でも取り入れるためのアドバイスが書かれています。

 

作者は日本在住のデンマーク人で、日本で暮らしてきて感じたヒュッゲな習慣やヒントを書いています。

家族団らんの工夫、心地よい部屋作りについてなど、ヒュッゲには欠かせないポイントが紹介されているので参考にしやすいと思います。

 

しろ
しろ

自分の安らげる空間でヒュッゲを楽しんでみませんか?

 

 

江國 まゆ「イギリスの飾らないのに豊かな暮らし365日」

江國 まゆ「イギリスの飾らないのに豊かな暮らし365日」
この本はイギリス在住の日本人の方がイギリスでの生活や文化、習慣などについて紹介している本です。

365日ずつの小さなテーマで書かれているので、イギリスについての豆知識が得られて面白いです。

 

時間をとってじっくり読むというよりは、休憩などにサクッと読む感じです。

私は2冊の本を並行して読むことが多いので、こうした少しずつ読める本は隙間時間の読書タイムにもってこいです。

 

 

イギリス料理
私がこの本のなかで興味深かったのは、食事についてです。

イギリスは食事が美味しくないイメージがありますが、今はそれも払拭されてきているようです。

 

イギリス人の食へのこだわりも感じられて意外でした。

 

以前、これとまったく同じ形式のフランスについて書かれた本も読みました。

私はフランスに行ってみたいあこがれが強いので、フランス版のほうが面白かったですが、どちらも異国情緒が味わえておすすめです。

本紹介
【おすすめ本】憧れのフランスに夢見て&映画原作本【本紹介】 今回は最近読んだ本をご紹介します。 いつかは行ってみたい、憧れのフランスの暮らしについての本と、映画の原作小説など...

 

 

 

堀内 都喜子「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」

堀内 都喜子「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」
私は北欧の暮らしについて知るのが好きなのですが、北欧では共働き世帯がほとんどです。

どうしたら仕事と家庭をうまく両立できるのでしょうか?

 

そのヒントは働き方にあります。

仕事とプライベートを分け、時間を決めて効率よく働くことで、自分時間を確保しています。

 

休息をとることを大切にしていて、リフレッシュしたらまたしっかりと働くという考え方が根付いています。

日本では長時間働くことが美徳とされていたり、上司の顔色を伺って働いたり、気苦労が絶えませんね。

 

フィンランドの働き方を参考に、仕事と自分の時間を見つめ直してみませんか?

 

 

4月に読んだ本

  • 彩瀬まる「川のほとりで羽化するぼくら」
  • 近藤史恵「賢者はベンチで思索する」
  • 伊藤朱里「緑の花と赤い芝生」
  • 絲山秋子「逃亡くそたわけ」
  • 末吉里花「エシカル革命」

上記でご紹介した以外に今月読んだ本は、計10冊でした。

 

しろ
しろ

ぜひ参考にしてみてください

 

 

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