自動でスイッチを押してくれたり、カギを解錠してくれたりと、工事不要の後付けで生活のQOLを上げてくれるSwitchBotや、デジカメなどに使用される「CR2」電池は、各メーカーでさまざまな商品を販売しています。
ただ、商品が多いと選ぶのが大変ですよね。
そこで、おすすめのCR2電池を厳選して9種類の商品を紹介します。
使い捨ての電池だけではなく、充電池も紹介しているので、これからCR2電池を購入したい方はぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
- おすすめCR2電池9選
- 各メーカーCR2電池の値段を比較
- 各メーカーCR2電池のバッテリー容量(mAh)を比較
- 最もおすすめのCR2電池は?
おすすめCR2電池9選
Panasonic製(純正品)CR2電池
1本あたりの値段 | バッテリー容量 |
416円※ (4本組) |
出力:3.0V 容量:850mAh |
※2024年10月 Amazonの値段から計算
Panasonic(パナソニック)製のリチウム電池です。
日本製のCR2電池では多くのシェアを獲得しています。
他のメーカーと比較すると値段は少し高めですが、信頼性のあるメーカーなので安全性を求めるならPanasonic製がおすすめです。
Panasonic製(並行輸入品)CR2電池
1本あたりの値段 | バッテリー容量 |
375円※ (4本組) |
出力:3.0V 容量:850mAh |
※2024年10月 Amazonの値段から計算
Panasonic製(並行輸入品)のリチウム電池です。
日本製とパッケージは異なりますが、中身は同じ商品なので、同じパフォーマンスを得られます。
値段は日本製より安いので、Panasonic製の商品を使いたいなら、並行輸入品の方がおすすめです。
東芝(TOSHIBA)製CR2電池
1本あたりの値段 | バッテリー容量 |
387円※ (2本組) |
出力:3.0V 容量:850mAh |
※2024年10月 Amazonの値段から計算
東芝(TOSHIBA)製のリチウム電池です。
同じく日本製のリチウム電池ですが、パッケージに「カメラ用」と書いてありますがSwitchBotでも問題なく使用できます。
2本セットでしか販売していませんが、Panasonic製(純正品)より値段が安いです。
ただ、Panasonic製(並行輸入品)よりは高いので中途半端な立ち位置の電池と言えるでしょう。
メリットとしては、電池商品では唯一ベルマークが付いているので、収集している方にはおすすめです。
マクセル(maxell)製CR2電池
1本あたりの値段 | バッテリー容量 |
990円※ (2本組) |
出力:3.0V 容量:850mAh |
※2024年10月 Amazonの値段から計算
マクセル(maxell)製のリチウム電池です。
こちらも日本製のCR2電池ですが、CR2電池商品の中で最も値段が高いです。
2本売りでしか販売していないので1本あたりの値段も高く、他のメーカーと品質もそれほど変わらないのでわざわざ選ぶ必要はないかと思います。
メリットとしては、パッケージが非塩ビ(PET材)カバーと再生紙を使用しているので、環境負荷の軽減を意識したい方にはおすすめです。
NinoLite製CR2電池
1本あたりの値段 | バッテリー容量 |
237円※ (5本組) |
出力:3.0V 容量:900mAh |
※2024年10月 Amazonの値段から計算
海外(中国)製のリチウム電池です。
1本あたりの値段が最も安く、バッテリー容量も最も多いです。
海外製ということを気にしなければ最もコスパが良い電池なので、安い料金で継続的に使用したい方にはおすすめです。
PKCell製CR2電池
1本あたりの値段 | バッテリー容量 |
300円※ (4本組) |
出力:3.0V 容量:850mAh |
※2024年10月 Amazonの値段から計算
海外(中国)製のリチウム電池です。
中国製と聞くと品質に問題があると感じる方もいるかもしれませんが、SwitchBotやカメラにも問題なく使用できます。
また、1本あたりの値段もPanasonicの並行輸入品より安く、リーズナブルです。
海外製ということを気にしないで、値段が安い電池が欲しい方にはおすすめです。
Enegitech製CR2電池
1本あたりの値段 | バッテリー容量 |
275円※ (4本組) |
出力:3.0V 容量:800mAh |
※2024年10月 Amazonの値段から計算
こちらも海外製のリチウム電池です。
PKcell製より値段が少し安いですが、NinoLiteよりは高いです。
バッテリー容量も非充電のCR2電池の中では少ないので、コスパはあまり良くないでしょう。
値段も容量も中途半端な立ち位置なので、わざわざ選ぶ必要はないかと思います。
【充電池】Soshine製CR2電池
1本あたりの値段 | バッテリー容量 |
1,095円※ (2本組・充電器付) |
出力:3.2V 容量:300mAh |
※2024年10月 Amazonの値段から計算
海外(中国)製の充電池です。
上記に紹介しているリチウム電池と異なり、充電できるので繰り返し使用できます。
1本あたりの値段は他の商品と比べて高いですが、繰り返し使用できる分、追加で購入する必要もなく、コスパが良いです。
ただ、調べた限りでは電池単体の販売ではなく、充電器付き・2本組での販売となります。
また、SwitchBotで推奨されている電池の電圧は3.0Vですが、この充電池の電圧は3.2Vです。
使用できないわけではありませんが、推奨されている電池ではないので、使用する際は自己責任でお願いします。
ちなみに、筆者はこちらの充電池でSwitchBotを使用しています。
↓こちらの記事にて充電池でSwitchBotの使用感を紹介しているので参考にしてみてください。
【充電池】BESTON製CR2電池
1本あたりの値段 | バッテリー容量 |
680円※ (2本組・充電器付) |
出力:3.00V 容量:200mAh |
※2024年10月 Amazonの値段から計算
Soshine製と同じく海外(中国)製の充電池です
1本あたりの単価はSoshine製より安いですが、容量が少なめですね。
充電池の電圧は3.0Vなので、SwitchBotでも問題なく使用できます。
容量が少ないので充電頻度が増えるかもしれませんが、CR2充電池を安く購入したいならこちらの商品がおすすめです。
各メーカーCR2電池の値段を比較
メーカー | 1本あたりの値段 |
Panasonic製(純正品) (4本組) |
416円※ |
Panasonic製(並行輸入品) (8本組) |
375円※ |
東芝(TOSHIBA)製 (2本組) |
387円※ |
マクセル(maxell)製 (2本組) |
990円※ |
NinoLite製 (5本組) |
237円※ |
PKcell製 (4本組) |
300円※ |
Enegitech製 (4本組) |
275円※ |
Soshine製 (2本組・充電器付) |
1,095円※ |
BESTON製 (2本組・充電器付) |
680円※ |
※2024年10月 Amazonの値段から計算
1本単位で最も安い商品はNinoLite製の約237円。
最も高い商品はSoshine製の1,095円でした。
ただ、Soshine製は充電器付きの値段なので、充電器を除いて1本単位で最も高い商品はマクセル(maxell)製の675円です。
単純に値段を比較するとNinoLite製がお得なように見えますが、次に電池の容量(mAh)を比較してみましょう。
各メーカーCR2電池のバッテリー容量(mAh)を比較
メーカー | バッテリー容量 |
Panasonic製(純正品) | 出力:3.0V 容量:850mAh |
Panasonic製(並行輸入品) | 出力:3.0V 容量:850mAh |
東芝(TOSHIBA)製 | 出力:3.0V 容量:850mAh |
マクセル(maxell)製 | 出力:3.0V 容量:850mAh |
NinoLite製 | 出力:3.0V 容量:900mAh |
PKcell製 | 出力:3.0V 容量:850mAh |
Enegitech製 | 出力:3.0V 容量:800mAh |
Soshine製 | 出力:3.2V 容量:300mAh |
BESTON製 | 出力:3.0V 容量:200mAh |
電池の容量が最も多いのがNinoLite製で900mAh。
最も少ないのがBESTON製の200mAhです。
ただ、BESTON製は充電池なので、充電すれば繰り返し使用できることを加味すれば容量はあまり関係ないとも言えます。
非充電池の中で容量が最も少ないのはEnegitech製の800mAhでした。
容量が最も多いNinoLite製は値段も最も安いのでコスパの面で考えると1番優れたCR2電池と言えるでしょう。
次に、値段と容量を加味した私が最もおすすめするCR電池をご紹介します。
まとめ
最もおすすめのCR2電池は?
非充電式のおすすめ「NinoLite製」
1本あたりの値段 | バッテリー容量 |
237円※1 (5本組) |
出力:3.0V 容量:900mAh |
※1:2024年10月 Amazonの値段から計算
1本あたりの値段が最も安く、バッテリー容量が最も多い、高コスパなCR2電池です。
CR2電池の寿命は約10年※2と言われていますが、5本組で購入すれば数十年は買い替えなくて済むのは嬉しいですね。
※2:使用頻度によって異なります。
使用頻度によって寿命は異なりますが、バッテリー容量が多いので、他メーカーのCR2電池と比べて長持ちしてくれるでしょう。
懸念点としては海外(中国)製なので、信頼して良いのか不安はあります。
他の商品と比べて1本あたりの値段が安すぎるので、気になる方は日本製やPanasonicの並行輸入品の購入をおすすめします。
充電式のおすすめ「Soshine製」
1本あたりの値段 | バッテリー容量 |
1,095円※ (4本組・充電器付) |
出力:3.2V 容量:300mAh |
※2024年10月 Amazonの値段から計算
1本あたりの値段は非充電式CR2電池と比べて高いですが、充電で繰り返し使用できて便利です。
バッテリー容量も非充電式CR2電池より半分以下しか無いので交換頻度が多くなりますが、充電して繰り返し使えるのはお金の節約になりますし、買い替えの手間を考えると充電式の方が便利では無いでしょうか。
注意点としては出力が3.2Vなので、SwitchBotなど3.0Vの電池を推奨しているガジェットで正常に動作しない可能性があります。
Soshine製のCR2電池でSwitchBotの動作は確認済みですが、満充電した状態では動作しない場合もあります。
その場合、CR2電池の+極と−極を指で押さえて放電してあげると、余計な電気が放電されて使用できるようになります。
充電したのにガジェットが動作しない場合は試してみてください。
初期費用は掛かりますが、長期的に見てお金を節約したい方はSoshine製の充電池をおすすめします。
BESTON製も充電池として使用できて、Soshine製より安いですが、容量が少ないというデメリットがあります。
出力は3.0Vなので指で押さえる手間もありませんが、充電頻度が増えて面倒になるので、少々高くてもSoshine製の方がおすすめです。
終わりに
CR2電池は一般的な家庭では使用頻度が少ない電池ですが、特定のガジェットを使用する方には定期的に購入している電池です。
販売している店舗も少なく、値段も少し高めなので、なるべくコスパの良い商品を購入したいですよね。
今回紹介した電池の中から自分好みの電池を選択して、お得にCR2電池を使用してください。
ちなみに、私はSoshine製のCR2電池をSwitchBotで使用しています。
こちらの記事でSwitchbotの電池の寿命、交換方法や、Soshine製のCR2電池充電方法などを紹介しているので参考にしてみてください。
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