皆さんこんにちは!妻のしろです
今回は垣谷美雨「あなたの人生、片づけます」をご紹介します。
以前も垣谷美雨さんの本を紹介したのですが、そのときも片づけの内容でした。
また、最近の我が家の片づけや取り組みについても書いていきます。
私が片づけにハマっているので偏ってしまうのですが、よろしければご覧ください。
「あなたの人生、片づけます」
あらすじ
大庭十萬里はテレビでも活躍する片づけ屋。
部屋を片づけられない人、あるいはその家族から依頼を受け、部屋の片づけをレクチャーします。
なぜ部屋にものが溢れてしまうのか、その理由は人によってさまざま。
十萬里は部屋を片付けるだけでなく、その人の心の問題も探り当て、解決に導いてゆくのです。
片付けだけに焦点を当てているのではなく、その部屋の持ち主の心の中や、人生の綻びも見抜くのが好きな十萬里。
その痛快な物言いは読んでいて面白いです。
片づけられないケースは人それぞれ
この本には4パターンの片付いていない部屋とその持ち主が登場します。
大手生命保険会社の本社勤務で収入に物を言わせ、買い物がやめられない汚部屋に住む女性や、孫や親戚が訪ねてくる「いつか」のために何十年の買い置きや大量の布団や食器が手放せない田舎の資産家の未亡人など、溜め込みグセは人それぞれです。
その人それぞれのバックグラウンドがあり、部屋というものは成り立っているのですね。
部屋の乱れは心の乱れ。
散らかった部屋の持ち主は自分の部屋の異常さに気づかないことがほとんどです。
十萬里が部屋の持ち主それぞれの心理を紐解き、片付けを促していくうまい手口はなかなかのものです。
我が家も片づけブーム
始めてみたこと
紹介する本のラインナップからもわかるように、私は今断捨離や部屋の片付けにハマっています。
なんだか突然、自分の身の回りが雑然としていると感じるようになりました。
クローゼットの片付けもし、消耗品のストックが多ければ安いからと買いすぎず、今あるものから使い切るように意識しています。
ものを減らすことでスペースが空き、掃除が行き届いていなかったことにも気づきました。
協力的な夫にも感謝しています。
適正量をはかれるようにしたい
今まで食材を切らすのが不安でスーパーへの買い出しが多く、冷蔵庫の中身が把握できていない状態でした。
そのためちょこちょこ買いが多くなっていたと思います。
つい安売りしていれば予定にないものを買ってしまい、家に帰ってからどう使い切るか頭を悩ませることが多々ありました。
料理は嫌いではないですが、あまり楽しんで取り組めているわけでもありません。
私は手間ひまかけてまで料理をするタイプではありません。
自分の手の届く範囲で無理のない程度に、イライラしないように家事に接するように変えていこうと思います。
そして食品ロスがないようにすることが一番です。
食べきってから次を買いに行く。
痛む食材もなくすことができます。
そうして慣れてくれば、我が家の適正量がわかるようになってくると思います。
最後は話がそれてしまいましたが、片付けによって気持ちに変化が生まれることは私も実感しています。
そんな片付けによって生まれ変わる人々の物語、ぜひ読んでみてください。
よろしければクリックで応援お願いします。
読書日記ランキング