楽器の演奏や、作詞作曲を趣味にしている人は多数いますが、お金を稼ぐまでのレベルに達している人は少ないでしょう。
しかし、それは「稼ぎ方を知らないだけ」の人も多いです。
趣味レベルの音楽スキルだとしても、お金を稼ぐ方法は沢山ありますし、逆に知らないと損と言っても良いでしょう。
この記事では、趣味で音楽をかじっている人なら稼げる可能性のある方法を紹介しています。
好きな音楽で副業収入が欲しい方は、ぜひ参考にしてください♪
この記事がおすすめな人
- これから音楽を副業にしたい人
- 音楽で稼ぐ方法を知りたい人
音楽で稼ぐには?
音楽で稼ぐ方法4選(難易度比較)
「音楽で稼ぐ」と言っても、楽器を演奏、作詞作曲、楽譜作成など様々な方法があります。
それでは、趣味レベルの人でも稼げる方法はあるのでしょうか?
以下に、アマチュアでも稼げる可能性のある方法をまとめました。
高・中・低の3段階で、稼げる単価と難易度別に分類しました。
もちろん、個別のケースによって単価や難易度は変動しますが、大体は上記のような分類になるでしょう。
どの方法も、個人が副業として始めることはそこまで難しくありません。
(ただし、稼げるかは努力次第)
基本的に、難易度が高いほど単価も高くなるので、趣味レベルの個人が目指すのであれば難易度が低い方法から始めてみる事をおすすめします。
演奏者として稼ぐ
楽器を演奏して稼ぐ場合、ライブを開催したり、イベントに呼ばれるなど、実際に人前で演奏することが主な手段です。
または、レコーディングや動画撮影、Youtube等で生配信など、様々な場面で稼げる可能性があります。
ただし、レコーディングや動画を除いて、生で演奏するには高い技術が必要です。
相当な実力でなければ稼ぐことは難しいですし、イベント等に呼んで貰える事もないでしょう。
また、レコーディングや動画であれば編集によって演奏技術を誤魔化すこともできますが、編集技術という別のスキルが必要になってくるので、難易度は高めの稼ぎ方です。
個人が演奏者として稼ぐならココナラがおすすめ。
出典:ココナラ
自分で単価を設定して、自分の売りたいスキルを提供できるのでおすすめです。
動画編集の方法を知りたい方はこちらを参考にどうぞ。
作詞・作曲で稼ぐ
作った曲は自分で演奏しても良いですし、人に提供することでお金を得ることもできます。
この方法で稼ぐには、当然ながら「作詞・作曲をする技術」が必要ですが、曲を作ることはそこまで難しいことではありません。
また、楽器を演奏できなくても作詞・作曲は可能です。
しかし、稼げるような曲を作るとなると、話は変わってきます。
作詞・作曲で大金を稼ぐというのは、メジャーデビューを話したバンドであったり、プロの歌手に楽曲提供をするレベルなので、目指すには高すぎる難易度です。
ただ、個人でも稼げる方法はあります。
その方法とは、Audiostock等の音楽販売サイトであったり、ココナラ等のスキルマーケットにて個人向けに曲を作る方法です。
販売すること自体は作詞・作曲スキルがあれば簡単ですが、売れる曲を作るには、やはり実力が伴わなければ難しいでしょう。
労力の割に稼ぐ事が難しいので、副業としてするにはあまりおすすめではありません。
作詞・作曲をしてみたい方は、こちらを参考にどうぞ。
音楽講師として稼ぐ
楽器を演奏したい、歌をうまく歌いたいと思っている人にレッスンをすることでお金を稼ぐ方法です。
音楽講師で稼ぐ方法は、毎月、毎週に何度か授業を行うケースがほとんどですが、固定の授業料が貰えるので、単価が高く、定期的に稼げる可能性があります。
また、楽器の演奏だけでなく、作詞・作曲方法の授業も需要がありますよね。
たとえ自分が素人に毛が生えたレベルだとしても、音楽を習いたい人は初心者なので、プロレベルの実力を持つ必要はありません。
自分が初心者の時に教えて貰ったこと、教わりたかったことを伝えるだけでも、充分教える素養があると言えるでしょう。
教える方式は大きく分けて「スタジオレッスン」、「オンラインレッスン」の2種類があるので、それぞれの特徴をご紹介しますね。
スタジオレッスン
スタジオレッスンは、教室・公共施設・個人宅などで、対面形式での授業を行います。
実際に目の前で演奏であったり作詞・作曲の方法等を教えることができるので、受講者の人に分かりやすく説明しやすいです。
しかし、場所を必要とするので、施設料や移動するための費用が掛かります。
また、自宅で行う場合でも、受講者の方に移動して来て貰う手間があるので、コストが高くなるデメリットもあります。
施設を利用する場合は、すたネット(全国のスタジオ予約サイト)や、近くの公共施設、カラオケボックスなどを利用する事をおすすめします。
オンラインレッスン
パソコンやスマホからビデオ通話をすることで、自宅に居ながら授業ができる方法です。
施設を利用せずに、自宅や屋外、さらには遠く離れた地域や海外の方とも連絡可能ですし、DTMなどパソコンを利用した作詞作曲であっても、画面共有で教えることができます。
また、個人が集客からお金の回収まで行うのは難しいというデメリットがあります。
おすすめの方法は、ココナラを利用すれば、自分が教えたい授業内容を宣伝できますし、サイト内からビデオ通話で会話できるシステムもあるので、個人が授業をするには便利な方法です。
出典:ココナラ
単価も自分で設定できますし、料金は先払いで受け取れるので、個人でも稼ぎやすい方法になっています。
楽譜作成で稼ぐ
曲を演奏するためには、ほとんどの場合「楽譜」が必要になります。
しかし、演奏するための楽譜が販売されていなかったり、ピアノ演奏用の楽譜しか無くて、ギター譜(TAB譜)やドラム譜(リズム譜)、バンド演奏の用であるバンドスコアが無いケースは結構あります。
そこで、まだ作成されていない楽譜を自分で作って販売すれば稼げる可能性がありますし、作りたい楽譜がすでに販売されていたとしても、ジャズやロック風にアレンジしたり、初心者用に編曲すれば、まだまだ稼げるチャンスはあります。
ただ、楽譜販売の単価は安いですし、マイナーな楽曲、マイナーな楽器用の楽譜であれば販売数は伸びないでしょう。
需要のある曲選びと、売れる楽譜作りのスキルが必要になりますが、楽譜を作ること自体は難しくないので、お小遣い程度を稼ぎたいのであればおすすめの稼ぎ方です。
楽譜販売するにはPiascoreという楽譜販売サイトで自ら販売するか、ココナラにて楽譜作成の依頼を受ける方法があります。
Piascoreでは自分の作りたい曲の楽譜が作れますし、納期も特にありません。
ココナラでは依頼を受ける形なので、どんな曲の楽譜を作るか分かりませんし、納期があるので、ある程度の実力が無いと難しいでしょう。
楽譜をある程度作れるようになったらココナラで依頼を受けても良いでしょうが、趣味で作っている程度であれば、まずはPiascoreで自分の好きな曲の楽譜を作ってみる事をおすすめします。
Piascoreでの販売方法はこちら。
なお、まったく楽譜を作成したことの無い方は、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめの稼ぎ方は?
難易度が低いところから
これから音楽を副業にしたいという方は、まず難易度が低い「楽譜作成」から始めてみることをおすすめします。
副業をやったことが無い人にとって、ちゃんと稼げるという実感を早めに持つため、最初の稼ぎ(ファーストキャッシュ)を得やすいことから副業をしてみるのは大事です。
楽譜作成で大きく稼ぐ事は難しいですが、まずは「自分の力でもお金を稼ぐ事ができる」ということを認識してから、もう少し難易度の高い「演奏者」や「音楽講師」を目指しても遅くないでしょう。
もちろん、最初から「演奏者」や「作詞・作曲者」の副業をしても良いですが、求められるレベルも高く、向き不向きもあるのであまりおすすめできません。
とはいえ、どんな仕事でもやってみなければ分からない事もあると思うので、どうしてもやってみたいなら難易度を気にせずチャレンジしてみましょう。
2種類以上の副業をやってみる
2種類以上の副業を同時にしてみることを視野に入れてみましょう。
例えば、「楽譜作成」で作った楽譜を使って「音楽講師」をする際の教材にすることもありますし、音楽ジャンルで副業をする限りは他の副業と重なる部分もあると思います。
どちらかの副業の収入が悪くても、もう一つの副業の調子が良ければ収入も安定しますし、それぞれの働いた場で体験したことは、別の副業や本業にも生かせることが多いでしょう。
ただ、デメリットとして2種類の副業をするには多くの時間が取られますし、忙しくてどちらかの仕事が疎かになってしまう可能性もあります。
基本的には1つのことに集中した方が稼げますが、2種類以上の仕事に興味があったり、どの副業をやったら良いのか迷っている人は、気になるものに全て手を付けてみて、自分にあった仕事を見つけてみるのも良いでしょう。
まとめ
音楽で稼ぐ方法4選
難易度はある程度の目安です。
演奏が得意な人にとっては演奏者の難易度が低いでしょうし、自分の得意な稼ぎ方から選択してください。
どれも得意なことが無い方は、難易度が低いところから始めてみましょう。
音楽初心者の方は、まずこちらの記事を参考にしてください。
おすすめの稼ぎ方は?
難易度の低い「楽譜作成」から始めてみることをおすすめします。
楽譜が1部売れたとしても数百円の稼ぎでしょうが、まずは自分にも稼げるという自信を付けることが大事です。
時間を掛ければ楽譜は誰でも作れますし、筆者の私は30歳まで楽器も弾けず、楽譜も読めませんでしたが、今では楽譜を販売するまでに至りました。
楽譜作成は決して難しくありませんし、お金が掛かる訳でもありません。
興味のある方は、気軽に始めてみましょう♪
おすすめの楽譜作成方法はこちら。
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