皆さんこんにちは!妻のしろです。
今回は私の好きな漫画をご紹介したいと思います。
佐原ミズの「マイガール」です。
全5巻の完結済みです。
こちらの作品は2009年に嵐の相葉雅紀さん主演でテレビドラマ化されています。
私は見ていないのですが、なかなか評価もよかったようですね。
何度も繰り返し読んだくらい好きな作品なので、その魅力をお伝えしたいと思います。
ストーリー
あらすじ
笠間正宗は23歳の会社員で、5年前にフラれた4つ年上の陽子を忘れられずにいました。
留学に行く陽子に「待っていなくていい」と言われ、連絡が絶たれてしまったのです。
そんな忘れられなかった人、陽子が亡くなったと言われ、葬儀に出席します。
そこで彼女の母親から、実は5歳になる正宗との娘がいると伝えられます。
正宗はそんな大事なことを今更言ってきて、都合が良すぎると怒ります。
しかし娘のコハルは父親は正宗だと陽子から聞かされていて、正宗を慕ってきます。
最初はコハルを突き放していた正宗ですが、大好きなママに置いていかれたコハルの悲しみが5年前に捨てられた自分にはわかります。
ママを好きだった正宗と一緒にいたいというコハルに応え、2人は一緒に暮らすことにします。
親になって知ること
いきなり5歳の子持ちになった正宗の苦労は絶えません。
しかし、自分の両親、陽子の母親、職場の同僚、大家さんなど周りの人に助けられ、2人はだんだん親子らしくなっていきます。
正宗はコハルの成長を見ながら、自分もまた親からこうして大切にされてきたのだと知るのです。
不器用な親子
正宗とコハルはお互いを大切に思うあまり、すれ違うときも増えていきます。
正宗はコハルには母親が必要だと思い、不本意ながらお見合いをし、コハルは自分は正宗の邪魔になると家出してしまいます。
2人の親子関係はどうなっていくのでしょうか。
読了後にはほっこりとした気持ちに包まれていると思います。
ぜひ結末を見届けていただきたいです。
この作品の魅力
この作品ではコハルの健気さに終始胸を打たれます。
シングルマザーだった自分のママは不幸だったのか?
仕事で忙しくしている正宗に甘えられない。
正宗は自分という子持ちでなければ結婚できるのに…など、大変敏い子なので、成長とともに悩みも増えていきます。
しかしそんなときも正宗の愛情や周囲の人の親切に支えられ、乗り越えていきます。
コハルが悲しんでいるたびに
抱きしめてあげたい!
そんな気持ちにさせられます。
お互いを大切にしあう不器用な親子の物語です。
ぜひ読んでみてください。
また、私は作者の佐原ミズさんのほかの作品も読みました。
少し影を抱えた登場人物たちの心温まるストーリーが多いです。
ほかの作品も読んでみてください。
一夜さん
鉄楽レトラ
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