コロナ禍でおうち時間が増えたことにより、趣味で楽器の演奏や作詞作曲を始めた人も多いんじゃないでしょうか?
そこそこ演奏ができるようになると考えるのは、やはり人前で演奏したり、自分の作った曲を聞いて貰って、あわよくば副業的に稼げるようになりたいですよね。
ですが、しょせん趣味レベルの演奏や、自分で作った曲なんかを聞いて貰えるのでしょうか?
素人が手っ取り早く始めるなら、YouTubeやAudiostockに投稿すれば世界中に発信はできますが、よほど上手くない限り、知らない人の演奏やオリジナル曲が大勢の人に聞いて貰えることは稀でしょう。
せっかく音楽を趣味にしたなら、お金も稼いでみたい!
そう考えている方におすすめしたい方法が「楽譜販売」です。
オリジナル曲ではなく、既存の曲を販売する方法なので、作曲ができない人でも可能です。
また、楽器の演奏ができなくても、多少の音楽知識とパソコンさえあれば販売できるようになります。
既存曲の楽譜を売って著作権は大丈夫なの?
趣味程度の知識で楽譜なんて作れるのかな……
こういった疑問があると思いますが、もちろん既存曲の楽譜を販売するには、事前に出版社に許可が必要です。
難しそうと思うかもしれませんが、基本的に定型文のメールを送れば簡単に許可が取れます。
この記事では、出版社に楽譜販売の許可を取る方法や、楽譜販売サイトPiascoreでの販売方法をご紹介しているので、これから音楽を副業にしたい人、販売方法を知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
また、この記事を書いている筆者は、学校の授業以外では30歳になるまで楽器を演奏した事も無ければ、楽譜の読み方さえ知りませんでした。
しかし、今では楽譜販売でお小遣い程度は稼げています。
趣味レベルの音楽知識で楽譜は作れますし、少し音楽をかじっている人であれば決して難しくありません。
あなたの好きな曲を楽譜にして、販売してみませんか?
この記事がおすすめな人
- これから音楽を副業にしたい人
- Piascoreでの販売方法を知りたい人
楽譜の作製の順序
楽譜を作成するための順序(ロードマップ)は以下のとおりです。
(既存曲の楽譜を販売する前提で解説します)
- 作成したい曲を選ぶ
- すでに譜面が作られていないか調べる
- 採譜(耳コピ)作業をする
- アレンジを加える(しなくても良いです)
順番に説明していきましょう。
①作成したい曲を選ぶ(販売できるか調べる)
出展:J-WID
自分の好きな曲、流行っている曲など、作成してみたい曲を決めましょう。
稼ぎやすい曲としては流行っている曲の方が需要がありますが、流行りの曲であれば他にも楽譜を作っている人が多数いるので、競争が激しいです。
楽譜を初めて作るという方は、販売までの順序を覚えるために、まずは自分の好きな曲を選ぶことをおすすめします。
また、既存曲を販売する場合は、音楽著作権管理団体(JASRAC、NexTone )に登録している「作品コード」が必要です。
以下のサイトから検索できるので、作りたい曲が登録されているか調べてみましょう。
JASRAC管理楽曲:J-WID(作品データベース)
NexTome管理楽曲:作品検索データベース
②すでに譜面が作られていないか調べる
出展:Piascore
自分の作りたい楽譜が、すでに楽譜販売サイトで販売されている場合はお客様の取り合いになります。
しかし、まだ販売されていない曲の楽譜を作れば独占的に販売できるので、他の人と競争しなくて済みます。
また、同じ曲でもピアノソロ、ギターソロ(TAB譜)、バンドスコアなど、それぞれの楽器用に編曲した楽譜も需要があるので、自分が作りたい楽譜のアレンジがまだ販売されていないかチェックしてください。
ただし、作られていない曲というのはマイナーな曲であることがほとんどなので、そもそも売れない可能性も高いです。
そこそこ人気のある曲でありながら、販売してい人が少ない楽譜を探してみましょう。
おすすめ楽譜販売サイトはこちら。
なお、この記事ではPiascoreの販売方法を紹介しています。
③採譜(耳コピ)作業をする
原曲を聞きながら、メロディやコードを譜面におこしていきます。
再生ソフトによってはスロー再生ができるものもあるので、そういった機能も活用しながら採譜作業をしましょう。
また、耳コピを支援してくれるバンドプロデューサー5というソフトを使ってみるのもおすすめです。
どんな曲でも、それなりの精度でコード・メロディ・ベース等を検出してくれて、スロー再生、特定の楽器の周波数をカットして他の楽器の音を聞きやすくしてくれる機能など、耳コピをするための機能が満載なので、採譜に自信が無い方にはおすすめです。
バンドプロデューサー5の使い方はこちらで紹介しています。
④アレンジを加える(しなくても良い)
販売したいと思った曲が、すでに他の人が販売していた場合は、差別化を図るために、ちょっとしたアレンジを加えてみましょう。
バンド編成の曲であればギターソロ・ピアノソロ・バンドスコア(バンド譜)等、他のバリエーションのある楽譜を作ってみるのも良いでしょう。
また、ジャズ・ロック・EDMであったりと、曲調を変えてみるのも面白いです。
こういったアレンジにするには編曲のテクニックが必要なので、難しい場合は無理にアレンジをしなくても良いです。
楽譜の様式について
出典:Piascore
楽譜のサイズは、基本的にA4サイズが望ましいでしょう。
必ず必要な項目として、以下の情報が必要です。
①タイトル
曲名を記入しましょう。
②著作者情報
作詞者・作曲者と、編曲者(自分の名前)を記入しましょう。
編曲者名はハンドルネーム等、どんな名前でも構いません。
③購入者情報スペース
楽譜を購入してくれた方のメールアドレスとJASRAK作品コードが記入されます。
販売時には何も記載しなくて良いので、スペースを空けておきましょう。
④コピーライト表記(スペース)
著作元を表すために表記する文章です。(表記しなくても良い場合もあります)
楽譜利用の許可申請を貰った際に、出版社からどのようなコピーライトを表記したら良いのかを聞きましょう。
詳しくは、Piascoreサイト内の「楽譜のデータについて」を参照してください。
楽譜の販売方法(Piascore)
販売したい楽譜が完成したら、いよいよ楽譜の販売です。
楽譜の販売をするためには、以下の順序で手続きをする必要があります。
- 演奏動画、演奏音声を用意
- 出版者、権利者に申請
- 楽譜の販売登録
順番に説明していきますね。
演奏動画、演奏音声を用意
楽譜を販売する際は、譜面のサンプル画像しか表示されないので、購入者にとってはどんな曲になっているのか分かりません。
出典:Piascore
なので、楽譜通りの演奏をすると、どんな曲になるのかを購入者に教えてあげた方が親切ですし、購入するきっかけになります。
販売するためには絶対必要という訳ではありませんが、用意するだけで売れ行きが左右されるといって過言ではありません。
演奏が苦手な人は、「ピアノロール動画」を作成してみる事をおすすめします。
作製した楽譜のMIDIデータから作成できるので簡単です。
ピアノロールを作成できるMIDITrailの使い方はこちら。
出版者、権利者に申請
楽譜の著作権は、曲を作った作者ではなく、主に出版社が管理している場合が多いです。
なので、楽譜を販売する許可を貰う為に、出版社に申請しましょう。
J-WID、作品検索データベースで検索
出展:J-WID
まず、申請先の出版社を調べるためJ-WIDまたは作品検索データベースで検索します。
出版社名が分からなかった場合は、Piascoreのお問い合わせから申請してください。
今回は一例として、テレビ東京ミュージックに申請する場合を紹介します。
出版社のホームページを検索
出展:テレビ東京ミュージック
会社概要欄にて、電話番号・メールアドレスなどの連絡先があるかを確認します。
テレビ東京ミュージックの場合、電話番号とFAX番号しか分かりませんでした。
楽譜の申請をする場合、メールでのやり取りをPiascoreに提出する必要があるので、ホームページに電話番号しか記載していなかった場合は、電話をしてメールアドレスを教えて貰いましょう。
電話をする際は、以下のような説明をすれば伝わります。
いつもお世話になっております。
わたくし、個人で楽譜販売をしております〇〇(本名)と申します。
御社で管理をしている楽曲の楽譜を販売したいと考えているんですが、申請のためにメールを送りたいと思うので、メールアドレスを教えていただけないでしょうか?
このとき、「申請したい楽曲名」、「JASRAK作品コード 」、「アレンジ内容」等を聞かれる場合があるので、準備しておきましょう。
また、ホームページに連絡先が書いていなかった場合は、Piascoreのお問い合わせから申請してください。
楽曲利用の申請メールを送る
出版社のメールアドレスが判明したら、楽曲利用の申請メールを送りましょう。
発信するメール内容は、以下のような文章を参考にしてください。
件名:楽曲利用の申請 (株)テレビ東京ミュージック 〇〇様(名前が分からなかったら「担当者様」とする) いつもお世話になっております。 個人で楽譜販売をしている〇〇(本名)と申します。 楽譜投稿サイト(Piascore)にて楽譜を投稿する際の編曲・出版の 許諾申請をしたいと思い、ご連絡いたしました。 楽譜の投稿予定の楽曲は以下のとおりです。 曲タイトル:〇〇〇〇 JASRAC作品コード:〇〇〇-〇〇〇〇-〇 アレンジ内容は、ピアノ譜用に採譜して作成しました。 著作権使用料はサイト側がJASRACに支払う形態になっています。 サイト名:Piascore 楽譜ストア https://store.piascore.com/ 配信形態:電子楽譜のインタラクティブ配信 譜面内容の演奏動画は以下になります。 https://youtu.be/〇〇〇〇 添付にて、投稿する際の譜面をお送りしているので、ご確認をお願いいたします。
編曲者にはPiascoreにて販売している私のハンドルネームを記載しています。
また、楽譜に記載するコピーライト等がありましたらお教えいただければ幸いです。
以上、よろしくお願いいたします。 〇〇 〇〇(本名)
楽譜内容の演奏動画をYoutube等に投稿している場合はURLを、Piascoreに投稿する楽譜が完成している場合は、メールに添付して送ってください。
また、ピアノソロ譜にアレンジした等のアレンジ内容や、楽譜の内容を簡単に説明しておいた方が伝わりやすいので、そういった文章を添えておきましょう。
申請メールを送った後は、出版社からの返信を待ちます。
楽譜について修正箇所を指示された場合は、指示通りに訂正しましょう。
出版社によってはなかなか返信をしてくれない場合もあるので、何度かメールを送っても返信が無い場合は電話でも連絡してみてください。
メールをPDF化
許可申請をいただいたメールの内容は、Piascoreにて楽譜の登録をする際に必要になるので、PDFデータにして保存しましょう。
Gmailの場合、メール右上の「すべて印刷」をクリックします。
次に、送信先は「PDFに保存」を選択し、「保存」をクリックして、メールをPDF化します。
楽譜の販売登録
販売者アカウントを作成
出典:Piascore
出版社から許可をいただいたら、ようやく楽譜が販売できます。
まずは、Piascoreの販売アカウントを作成しましょう。
販売アカウントを作成したら、Piascoreの販売アカウントでログインしましょう。
Piascoreの右上にある「販売者はこちら」をクリックすればログイン画面に飛べます。
楽譜を登録する
出典:Piascore
ダッシュボード内の「楽譜を登録する」をクリックします。
1. 基本情報
出典:Piascore
それぞれの項目を入力しましょう。
分からない場合は、ヘルプにカーソルを合わせると詳細が表示されます。
販売許諾書のアップロードでは、出版社とのメールのやり取りをPDFで保存しておく必要があるので、用意しておきましょう。
2. 楽曲情報
出典:Piascore
英語の項目は、書いても書かなくても良いですが、誰が購入してくれるか分かりませんし、せっかく販売するなら書いておいた方が良いでしょう。
日本語で書いた説明文をGoogle翻訳したものを貼り付けるだけで十分です。
Youtubeで動画を投稿している場合は、URLの末尾を貼り付けます。
Piascoreでは購入前に楽譜の全体図が見えない状態なので、どんな演奏かを知ってもらうために動画を用意しておいた方が買って貰いやすいです。
演奏が苦手な方は、ピアノロール動画なら比較的簡単に作れます。
3. 配信情報、4.著作権管理情報
出典:Piascore
楽譜の価格や、ジャンルを設定します。
価格設定は、同じような曲のジャンルを検索し、楽譜枚数などを考慮して似たような値段にするのが無難でしょう。
作詞・作曲者はJ-WID(作品データベース)、作品検索データベースで検索した名前を入力して、編曲者(アレンジャー)の名前は自分の名前(ハンドルネームでOK)を入力しましょう。
5.販売申請
出典:Piascore
全ての項目を入力後、「販売申請する」をクリックしましょう。
Piascoreでの審査に通過すれば、自動で販売が開始されます。
審査は1~2日程度で終わりますが、修正箇所があった場合には連絡があるので、指示通りに訂正して再申請しましょう。
楽譜の販売開始
ステータスを確認
出典:Piascore
販売者ページの「楽譜一覧」にて、申請した楽譜のステータスが「配信完了」となれば審査通過です。
よっぽどのことが無い限りは通過するので、審査結果をしばらく待ちましょう。
売上レポート
出典:Piascore
販売者アカウントの「売上レポート」から、月次売上が表示されます。
何日に、いくつの楽譜が売れたのかを確認できます。
また、楽譜が売れた際には販売者アカウントに登録したメールアドレスにもメールが届きます。
メールの配信が不要な方は、「配信停止はこちら」からメールの配信停止設定をしてください。
収支レポート
出典:Piascore
販売者アカウントの「収支レポート」から、売り上げた収益の振込申請ができます。
ちなみに、Piascoreの売上×70%(残り30%は手数料)が実際の収益となるので注意しましょう。
「振込申請」から申請可能ですが、最低額は5,000円~なので、振込手数料を含めて5,350円以上の収益が無ければ振込申請ができません。
例:500円の楽譜を販売した場合
500円 × 70% = 350円
5,350円 ÷ 350円 = 15.29 ≒ 16部
例で言うと、500円で楽譜を販売した場合は16部以上の売上がなければ振込申請ができません。
合わせて、500円から510円に値上げした場合も紹介します。
例:510円の楽譜を販売した場合
510円 × 70% = 357円
5,350円 ÷ 357円 = 14.99 ≒ 15部
この場合、10円値上げするだけで1部分だけ少ない売上でも振込申請ができるようになりました。
価格設定は販売者が自由に設定できるので、振込申請を意識した価格設定をしても良いでしょう。
ただ、最低金額の5,350円で振込申請をするより、もっと収益が貯まるまで申請をしない方が無駄に手数料が掛からないのでお得です。
例:10万円の収益がある場合
■5,350円(最低金額)ごとに振り込んだ場合
100,000円 ÷ 5,350円 = 18.69 ≒ 19回 (振込回数)
19回 × 350円 = 6,650円(手数料合計額)
■10万円を一度に振り込んだ場合
350円(手数料合計額)
このように、2つの例で比べると6,300円もの差があります。
よほど手持ちのお金に困っていない限りは、できるだけまとまった金額で振込申請をしましょう。
また、所得税の関係で収入調整をしたい場合にも気を付けてください。
振込をされない限りは課税されないので、その年の収入によって振込申請額を調整しましょう。
まとめ
楽譜作成の順序
- 作成したい曲を選ぶ
- すでに譜面が作られていないか調べる
- 採譜(耳コピ)作業をする
- アレンジを加える(しなくても良いです)
楽譜を販売するには、当然ながら販売するための楽譜が必要になります。
採譜(耳コピ)で楽譜を作る方法はこちらにまとめているので参考にしてください。
楽譜の販売方法(Piascore)
- 演奏動画、演奏音声を用意
- 出版者、権利者に申請
- 楽譜の販売登録
- 楽譜の販売開始
Piascoreにて楽譜を販売する流れは上記のとおりです。
販売申請までに用意しておくものは、
- 楽譜
- 演奏動画
- 申請許可メール(PDF)
以上の3点です。
演奏動画は無くても販売は可能ですが、購入者からすればどんな演奏ができるか分からないものにお金を払いたくはないので、なるべく用意しましょう。
演奏が苦手な方は、ピアノロール動画なら比較的簡単に作れます。
その他の楽譜販売方法
出典:ココナラ
Piascoreの登録が面倒な方は、ココナラでの販売をおすすめします。
楽譜作成なら1,500円~最低料金で設定できますし、Piascoreより高単価で販売できますし、小節数ごとの注文、アレンジの追加等のオプションを設定すれば、さらに高単価な販売が可能です。
ただし、依頼が無ければ販売もできませんし、依頼人と注文のやりとりをしなければなりません。
自動で販売管理をしてくれるPiascoreより手間は掛かりますが、単価の高い稼ぎ方をしたい方にはおすすめです。
紹介コード:C4B6GB
今なら会員登録時に紹介コードを入力すると1,000円分のポイントが貰える!
会員登録は1分以内に完了して完全無料ですし、この機会にまずは登録だけしてみることをおすすめします。
終わりに
ただ、作成に必要な知識は小学校や中学生で習う程度の知識で十分ですし、分からなければGoogle検索等で調べれば大抵のことは解決します。
基本的な音楽記号や用語はこちらでも解説しているので参考にしてみてください。
この記事を書いた筆者は30歳になるまでまともに楽器を演奏したこともありませんし、楽譜も読めませんでしたが、耳コピ支援ソフトや、楽譜作成ソフトのおかげで、今では楽譜を販売するまでに至りました。
楽譜を作るのは何歳からでも、未経験者でも、楽器を演奏できなくても可能です。
音楽が好きで、副業をしてみたいと考えている方は、この記事をきっかけに楽譜販売を始めてみませんか?
おすすめの楽譜作成ソフトはこちら
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DTMランキング
とても詳しくてわかりやすかったです、ありがとうございます。
質問ですが、出版社へ連絡する際は楽譜を添付するのがベターでしょうか?
もし出版社から許可がおりなかったら、せっかく作った楽譜が無駄になってしまうなと思い、楽譜作成前に申請してはダメなんだろうか?と思い質問させていただきました。
瓜様
コメントありがとうございます。
出版社側からすると、どんな楽譜を提示されるのか分からずに許可する事はしたくないかと思いますので、おそらく楽譜を提示する必要があるかと思います。
ただ、ほとんどの場合は許可してくれますし、修正点があった場合はお知らせしてくれます。
注意点としては、出版社に連絡しても返信が無い場合です。
その場合は許可どころの話ではないので、楽譜が無駄になってしまいます。(私も1件だけ連絡が取れなくなった出版社がありました・・・)
なので、事前に連絡が返ってくることを確認してから楽譜作成に取り組めば、楽譜作成の作業が無駄にならなくて済むかと思います。
せっかく作った楽譜が許可して貰えないのは悲しいので、不安な場合は確認の連絡を取ってみてください。