あなたはお店でお金を支払う時、
現金派ですか? キャッシュレス派ですか?
キャリア決済を中心としたキャッシュレス決済の動向整理 より引用
世の中的にはキャッシュレス(クレジットカード、電子マネー等)を利用している人は年々増えてきているようですが、日本での普及率は2022年現在で約20~30%程です。
ペイサポ より引用
海外と比べても、日本はキャッシュレス決済の後進国です。
何故かというと、普及率の高い韓国、中国の場合は、脱税や偽造防止のために普及した背景がありますが、日本には普及するための理由が少ないため、国から利用を促しても普及しにくいというのが一つの原因です。
クレジットカードやキャッシュレスで支払えば、支払いの手間も少なくなり、ポイントも貯まってお得な事は多くの方にとって周知の事実でしょうが、セキュリティの不安や、キャッシュレス決済を設定する手間がある事で、さらに日本のキャッシュレス化が遅れています。
私はキャッシュレス決済をよくしますが、一度使い出すと現金を扱う事の方が煩わしくなって、今では殆ど現金を利用する事が無くなりました。
実際に利用していると、キャッシュレス決済はお得な事ばかりです。
そんなお得なキャッシュレス決済が、皆さんのもっと身近な存在になって欲しいため、「キャッシュレス決済」をテーマにした曲を作りました。
ぜひご覧になってみてください♪
楽曲解説
キャッシュレスゲーム
曲の前に漫才をしていますが、題材になっている「キャッシュレスゲーム」は私が考えたゲームです。
私はお笑いが好きなので、漫才ではよく使われそうなパターンを参考に考えてみました。
漫才のネタを考えるのは初めてだったので、そんなに面白くは無かったとは思いますが、
「曲の導入を漫才にしたら面白いんじゃないか?」
と思いついたので、ネタ作りにチャレンジしてみました。
ちなみに、漫才の出囃子はこちらの曲を使用させて頂きました。
現金のみとなっております
漫才中でもありましたが、未だにキャッシュレス決済が出来ないお店もまだ多数あります。
そもそも、なぜお店がキャッシュレス化に対応していないのかと言うと、クレジットカード等で支払われるとお店側が手数料を払わないといけない事が主な原因です。
キャッシュレス導入のメリットデメリット
ここで、お店がキャッシュレスを導入する事で得られるメリットデメリットを紹介します。
【メリット】
① 会計の手間が省けて、生産性が向上する
② 非接触で衛生管理が向上する
③ 来店機会が増える
④ 防犯対策になる
メリット① 会計の手間が省けて、生産性が向上する
混んでるお店で、前の人がレジで1円単位の硬貨を探したり、割り勘で分け合って支払いをしていると、さらに渋滞してしまってイライラした事ありませんか?
そんなとき、キャッシュレスならおつりが発生する事も無く、短時間で会計を行えるので、生産性が向上して、会計時のイライラとは無縁になります。
さらに、キャッシュレスで支払われる事で、お店側の支払い履歴を自動的に電子化する事が可能です。
電子化する事で、売り上げも自動計算ソフトで管理できるようになり、事務作業時間の短縮になって、生産性がさらに向上する事になります。
メリット② 非接触で衛生管理が向上する
コロナ禍の昨今、紙幣や硬貨を触る事に抵抗がある方も増えていると思います。
お店によっては紙幣や硬貨を消毒する店舗もあり、現金を扱う以上どうしても衛生管理に手間が掛かってしまいます。
しかし、キャッシュレスであれば現金を受け取らずに決済が可能なので、衛生管理の手間が省けて、店舗・客側にとっても安心できるようになります。
メリット③ 来店機会が増える
キャッシュレス決済をしたい客にとって、お店を選ぶ基準はキャッシュレス化に対応しているかが重要になってきました。
分かりやすい例で言うと、キャッシュレス決済サービスを扱っている「Airpay」のCMにて
「じゃあいいです~」
と言われてしまう可能性が実際にあるので、お店側はお客に来店してもらうためにキャッシュレス対応を導入する事も検討しているようです。
https://www.youtube.com/watch?v=BmgTRXUVkRo&ab_channel=Airレジ
Airレジ公式チャンネルより引用
さらに、衛生管理的にもキャッシュレスである方がお客にとって安心できるので、そういった意味でもキャッシュレス対応を導入している場合があります。
キャッシュレス化先進国の韓国やスウェーデンでは、「現金お断り」といった店舗も珍しくありません。
メリット④ 防犯対策になる
現金があることで、強盗や空き巣によってお金が盗難される場合があります。
しかし、キャッシュレス対応のお店なら最小限の現金しか必要ありませんし、完全キャッシュレス化をすれば店舗に現金を置く必要が無くなります。
【デメリット】
① 初期費用が掛かる
② 決済手数料が掛かる
③ 現金化するまで時間が掛かる
デメリット① 初期費用が掛かる
キャッシュレス対応にするには、クレジットカードを読み取る機器や、QRコードを読み取る機器が必要になります。
そのため、機器を導入するための初期費用が掛かってしまいます。
最近では「paypay」など初期費用、機器費用が無料のサービスもありますが、多くのキャッシュレス決済には基本的に初期費用が必要です。
② 決済手数料が掛かる
キャッシュレス決済をする毎に、お店側は手数料を支払わなければいけません。
例えば先ほどのPaypayの例で言うと、決済毎に1.60~1.98%の手数料が掛かります。
paypay 費用と振込サイクルより引用
※ PayPayマイストア ライトプラン(1,980円/店舗)を契約し、加盟店店舗(実店舗で使用している店舗)すべてでPayPayマイストア ライトプランを利用の場合、決済システム利用料が1.60%となります。
*「PayPayマイストア ライトプラン」へ加入されない方には、一部機能を制限した「PayPayマイストア 制限プラン」(無料)をご用意しております。
【手数料の例】
支払額 1,000円 × 手数料 1.60% = 16円
キャッシュレス化のサービスを利用するには、およそ1~4%くらいの手数料が相場になっています。
お店側からしたらその分だけ利益が減ってしまうので、出来るだけ現金払いをして欲しい気持ちも分かりますね。
③ 現金化するまで時間が掛かる
キャッシュレスで支払われたお金は、お客のクレジットカードや電子マネーの口座から、まずキャッシュレスサービスの業者に移動します。
そこから、キャッシュレスサービス業者からお店へ振込をするので、現金化するまでの時間が掛かってしまいます。
業者によって振込のタイミングは違いますが、だいたい月1~3回に分けて、支払われた金額をまとめて振り込みます。
自営百科キャッシュレス決済の基本【店舗向け】主な3種類の比較より引用
振り込まれるタイミングによっては、「手元にお金が無いので仕入れが出来ない」といったトラブルもあります。
支払いの翌日に振込をしてくれるサービスもありますが、その場合はさらに手数料が必要です。
早期振込サービス(都度)
早期振込サービス(自動)
paypay 費用と振込サイクルより引用
paypayの場合、サービス利用時に0.38%の手数料が掛かります。
キャッシュレス化の導入について
上記のメリット、デメリットのように、キャッシュレス化はお客にとってはメリットが多いですが、お店側にとってはデメリットの方が若干多いかなと個人的には思います。
ですが、日本でもキャッシュレス化の店舗は間違いなく増えていくので、お店側は必要なコストとして受け入れていくしかないと思います。
キャッシュレスが出来るお店と出来ないお店では、特に新規のお客であればキャッシュレス化を導入していなければ利用されなくなってくるでしょう。
これから店舗商売をやりたいと考えている方は、キャッシュレス決済について学んでおくことをおすすめします。
Kindle Unlimited会員であれば無料で読めます。
動画について
Adobe Premiere Elements
今回のMV動画は「Adobe Premiere Elements」にて作成しました。
動画編集ソフトを利用している方で、動画編集を本職にしている人であれば殆どの方は「Adobe Premiere Pro」を利用していますが、私は趣味程度でしか使いこなせないので廉価版のElementsを利用しています。
Adobe Premiere Elements:19,580円(税込)
Adobe Premiere Pro:2,728円/月(税込)
料金を比較してみても分かる通りPro版は月額課金制(サブスク)となっています。
利用期間が長いほど料金が掛かるので、動画編集によって月額課金額以上のお金を稼げないと利用し難いサービスです。
ですが、廉価版とはいえ動画編集の基本的な事が殆ど出来るので、趣味程度で扱うにはとても使い易いソフトだと思います。
私のyoutubeチャンネルに投稿している動画の殆どはAdobe Premiere Elementsを利用していますが、作成する毎に編集スキルが身について、どんどん出来る事が増えてきました。
これから動画編集をしたいと思っている方は、まず廉価版のElementsをおすすめします。
他のおすすめ動画編集ソフトはこちらにまとめています。
イラストについて
ニコニコ静画
イラストはニコニコ静画より引用させて頂きました。
イラスト:いまぁご 様
ニコニコ静画には立ち絵素材がたくさんあって、私のような絵の描けない人にとってはありがたいですね。
琴葉茜・葵の著作権は、基本的に許諾せずに利用できることが公式から発表されているので、曲作りしか出来ない自分でも、文明の利器や企業のおかげで、表現の幅を広げる事ができて本当に感謝しています。
琴葉茜・葵 の音声(VOICEROID)についてはこちらにまとめています。
終わりに
キャッシュレスのメリットデメリットまとめ
【メリット】
① 会計の手間が省けて、生産性が向上する
② 非接触で衛生管理が向上する
③ 来店機会が増える
④ 防犯対策になる
【デメリット】
① 初期費用が掛かる
② 決済手数料が掛かる
③ 現金化するまで時間が掛かる
デメリットによってキャッシュレスを導入しないお店もまだ多いです。
これからは手数料が安いサービスを求めて、お店側の営業方法が変わっていく事になるでしょう。
キャッシュレス化が遅れているのは?
中でもキャッシュレスの導入が遅れているのは医療機関です。
回答者の44%が病院・薬局と答えた。
医療機関は高齢者の利用が多いので、クレジットカードの暗証番号を管理できなかったり、新しい決済方法を覚える事が億劫であることから、導入する病院がとても少ないです。
日本にキャッシュレス決済が浸透しないのは高齢者社会である事も一つの要因ですが、若い方でも利用していない人は沢山いるので、病院(店舗)・お客の双方にキャッシュレスの意識がまだ浸透していない事が主な原因なんでしょう。
お得にポイントを貯める
冒頭でも書きましたが、私は殆どの支払いをキャッシュレスにしているので、現金を持ち歩く事が少なくなりました。
お客である立場なら、キャッシュレスによって貯まるポイントがあるので、現金よりキャッシュレスの方がメリット尽くしです。
キャッシュレス決済をうまく活用して、お得にポイントを貯めましょう♪
キャッシュレスのポイントについてはこちらの記事からどうぞ。
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