あなたの家計資産は誰が管理していますか?
我が家は30代の夫婦2人暮らしで、家計の資産管理は夫の私に一任されています。
30代と言えば、お金の管理が気になりだして、株や債券などの資産を購入したくなる人が多くなってきます。
すでに資産管理をしている同じような30代夫婦の方達は、他人の家計の資産状況が気になりますよね?
そこで、我が家で行っている資産運用状況を報告して、現在投資をしている方、これから投資を始める方に参考になるように、出来るだけ細かく書きました。
前半では株式を、後半では投資信託、住宅ローンについて書いているので、最後までご覧になって、是非ともあなたの家計の参考にしてみて下さい!
こんな方にオススメ!
・30代から投資を始めた方、これから投資を始めたい方
・他人の家計の資産状況を知りたい方
・住宅ローンが気になる方
よろしければ先月の資産運用状況も併せてご覧ください。
投資先紹介
・株式
■メイン口座(SBI証券)
中長期保有銘柄・優待銘柄
■高配当ポートフォリオ(ネオモバイル証券)
高配当銘柄
・投資信託
■積立投資(楽天証券)
・米国株式(S&P500)
・全世界株式(オール・カントリー)
・先進国債券
・ゴールド(為替ヘッジあり)
投資先は大きく分けて3つに分けています。
株式
■メイン口座(SBI証券)
・成長株やバリュー株を中長期で保有。
・半分以上は優待銘柄。
保有内容はこちら
■高配当ポートフォリオ(ネオモバイル証券)
高配当の恩恵を受けるためには、米国株を購入するのが一般的です。
ですが、この口座で購入しているのは日本株となっています。
理由としてはネオモバイル証券は1株からの少額で購入できるので、取得単価が高い大型株でも手を出しやすくなり、高配当の銘柄を何種類も分散して購入出来るので、この口座を活用しています。
もう一つの理由としては、米国株は日本円で投資していたとしてもドルに変換されるので、購入する際と売却する際の為替によって投資額の変動幅があります。
海外に移住するならドル建ての投資でも良いでしょうが、私は今後も日本で暮らす予定なので、得られる配当金は日本円である方が都合が良いです。なので、日本円で配当を受け取れる日本株に投資する事も悪くない選択肢だと思います。
分散しすぎると管理が面倒にはなりますが、基本的には月1回のチェックで良いので、そんなに手間は掛かっていません。
このポートフォリオの作成は、両学長・こびと株さんの推奨している方法です。詳しくはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
投資信託
■積立投資(楽天証券)
つみたてNISAを利用しつつ、毎月積み立てで投資信託を購入しています。
おおよその比率は以下の通りです。
○夫口座
株式80%、債券10%、ゴールド10%
○妻口座
全世界型株式100%
投資状況実績
中長期・優待銘柄(SBI証券)
・夫口座
合計 | 評価額(円) | 含み損益(円) | 前月比(円) |
5,527,900 | +1,210,400 | -128,250 |
・妻口座
合計 | 評価額(円) | 含み損益(円) | 前月比(円) |
2,397,750 | +782,150 | +750 |
感想・反省点
先月比からは総合すると減益となる結果でした。
株価が上昇した銘柄も多かったんですが、それ以上に下落した銘柄が多かった形です。
9月は日経平均が3万円台に復活するなど上昇局面だったので、調整として10月は下落幅も多かったという印象です。
特に下落が大きかったのは、9月に含み益で2倍株を達成した「シダックス」が
+112.9% → +87.1%
上記の数値まで下落して、2倍株では無くなってしまいました。
優待銘柄として保有しているのでこの程度の下落は問題ないですが、せっかく2倍になった銘柄が下落してしまうのは少し悲しいですね( ;∀;)
この記事を書いている11月初頭では衆議院選挙が終了し、自民党が過半数以上の議席を確保したことで政治の安定化が期待されて、日経平均が大きく上昇しました。
また日経平均が3万円台になる目前にまで上昇しているので、再び個別株の方も上昇してくれる事を期待します。
高配当ポートフォリオ(ネオモバイル証券)
毎月積立額(年間積立額50万円÷12ヵ月) (円) |
41,666 |
合計 | 評価額(円) | 含み損益(円) | 前月比(円) | 配当利回り(%) |
1,001,986 | +68,556 | +4,444 | 4.24 |
感想・反省点
今月は新規に購入・売却する銘柄はありませんでした。
そもそも、高配当ポートフォリオの作り方として、月一くらいの短いペースで銘柄を入れ替えるのは良くない事なんですが、私のポートフォリオ作りはまだまだ未完成だと自覚しているので、少しずつ試しながら調整をしていこうと考えているため、まだまだ銘柄の入れ替えを行っていく予定です。
増益では、先月より少しプラスとなりました。
金融セクターの見直しをして、先月では金融セクターの割合が14.83%だったところ、今月では13.94%とさらに減少させる事が出来ました。
金融セクターは高配当の銘柄が多いので、配当を貰う事を考えたポートフォリオを作る場合は集中投資をしたいところなんですが、景気によって配当率も大きく左右されるので、安定的に配当金を貰うためには様々な業種に分散して投資をする必要があります。
金融セクター以外にも高配当の銘柄は多いので、今月は金融セクターには投資をしていないにもかかわらず、ポートフォリオの配当利回りは先月4.23%→今月4.24%に上昇しました。
今月で投資額(評価額)が大台の100万円にまで到達したので、現在の価格で換算すると、年間約4万円が配当金として貰える額となります。
配当利回りは出来れば4%台を維持したいので、景気の先行チェック、企業分析を引き続き行い、利回り率を維持していきます。
積立投資(楽天証券)
毎月積立額 | 夫口座(円) | 妻口座(円) |
50,000 | 33,333 |
・夫口座
合計 | 評価額(円) | 含み損益(円) | 前月比(円) |
501,027 | +47,027 | +27,826 |
・妻口座
合計 | 評価額(円) | 含み損益(円) | 前月比(円) |
352,672 | +32,672円 | -27,361 |
※2020年までは通常NISAをしていましたが、2021年からつみたてNISAに切り替えています。
細かい投資記録はExcelに保管していますが、ブログ用には見やすいように総合計データのみ記録しています。
感想・反省点
特になし。積立口座は老後資金のために何十年単位の長期積み立てなので、よっぽどの事が無い限り、毎月一定額を積立投資する予定です。
まだ積立額が少額なので増益も減益も微々たる物なので特に感想はありません。
住宅ローン
2019年に35年ローンでマンションを購入。(3,700万円の借入)
借入残高(円) | 住宅査定額(円)※ | 差額 | 金利(%) | 完済予定(年) |
-35,178,358 | 33,000,000 | -2,178,358 | 0.505 | 2054 |
※査定日2021年4月(机上査定)にて査定額3,300万円の査定額より。
2019年に35年ローンでマンションを購入しています。現在の年齢からすると、リタイヤ前後くらいで完済予定です。
今のところは住宅を売るつもりはありませんが、突然仕事が無くなったり、収入が安定しなくなる事態になったときは売却しないといけない場合もあります。
そのために、常に自分の住宅価格を知るため不動産屋にて査定をしてます。
差額を現在の貯金や金融資産で賄えない程度である場合は、住宅を売却した際に借金が残る事になるので、事前に把握しておきましょう。
上記の査定額は机上査定ではありますが、ある程度の参考にはなるので、 住宅を購入している方は一度、査定をして貰うことをおススメします。
分譲マンションの場合でしたら、手軽に査定できる「マンションマーケット」というサイトを利用する事をオススメします。自分の住んでいるマンション名で検索すると大体の査定額と将来の予想価格が分かるので、とても参考になります。
持ち家の場合、「イエウール」というサイトから申し込むと、複数の不動産会社から査定をして貰えるので、合い見積もりが出来て非常に参考になります。
私はイエウールにて机上査定を申し込みましたが、不動産会社と電話やメールで数回程度のやり取りをしなくてはいけないので少し手間ではありますが、複数社から見積もりがあり、会社によっては数百万円も査定額に差があったので、相場観を知るには良い方法だと思いました。
同じような理由で、いま会社を辞めたら退職金がいくら貰えるかを計算しておくのもおススメです。
実績まとめ
総合計 | 評価額(円) | 含み損益(円) | 前月比(円) |
9,781,335 | +2,140,805 | -72,580 |
感想・反省点
投資額は毎月積み立てているので評価額は増額はしていますが、株価が下落した銘柄が多かったため前月比では減益となりました。
配当金に関してですが、私の最終的な目標は「配当金だけで生活」が出来るまで投資を続けたいところですが、それには大金が必要です。
よく言われる例だと1億円を投資して、4%の配当金を貰えるとすると、年間400万円貰えるので、一般的なサラリーマンの年収程度の額になります。
さすがに1億円を貯めるまでには時間が掛かりすぎですし、現在は配当金を再投資しているとはいえ、増やすにしても何十年も掛かります。
なので、私はひとまずの目標として、「月3万円の配当金を貰える事」を目標としています。
年間で換算すると36万円なので、4%の配当利回りだと900万円の投資で達成です。(実際には20.315%の税金が掛かるので、36万円を貰おうと思ったら約1130万円の投資が必要です)
では、あと何年で達成できるのかと言うと、「年金終価係数」を利用して計算すると分かり易いです。
こちらのサイトでは「毎年積立額 」、「年利率」、「積立年数」を入力すると、何年後にいくらの投資額になるかを計算してくれます。
私の投資額ペースは「年間50万円」、「年利率4%」を目標としているので、以下のようになりました。
現在の投資額は約100万円なので、2年目の状態から考えると、15年後(17年)で約1130万円を超える事になるので、おおよそのゴールが分かります。
15年後と言えば私は50代という年齢になりますが、その頃になって毎月3万円の余剰資金が出来るかと思うと、生活にかなり余裕が出来ると考えられます。
高配当ポートフォリオを作成しようと考えられている方は、「何年後にいくらの配当金を貰いたい」のかを明確にして、投資を始めてみる事をオススメします。
毎月、資産運用状況を報告しているので、来月も是非ご覧ください。
先月の資産運用状況もよろしければ参考にしてみて下さい♪
https://meganesetai.com/shisanunyou202109/